サムギョプサル専門店 テジ

ファーストオーダーはモクサルで！

　ゴロリと肉厚な豚肉を鉄板に置いて、待つこと暫し。おいしそうな煙と共に焼き上がったのは韓国でも人気の「モクサル」。岩塩やワサビをちょこっと付けていただけば、柔らかな肉の旨味が口いっぱいに広がります。
　赤身が多くヘルシーなモクサルは、首回りの肉のことで、韓国語で「목（モク）」は首、「살（サル）」は肉という意味。日本ではトンカツに使われる高級部位ですが、韓国では焼肉が定番です。「ぜひ料理の最初に食べて、肉の旨味を感じてくださいね」。店主の柵木さんが自信を持っておススメしてくれました。
　お肉は、テジのサムギョプサルにも使われている三河ブランド「おいんく豚」。そのモクサルを２㎝の厚切りにした、まさにご褒美メニューです。限定入荷の希少部位のため売り切れることもありますが、だからこそ、あったら絶対オーダーしたい逸品です。


韓国気分を思う存分味わいたいならテジへ

　モクサルは今年５月の登場以来、韓国通のお客様からも「日本でめったに食べられない！」と絶賛の人気メニュー。そう、テジは韓国好きなら一度は行きたい、通いたいお店。店内にはKPOPが流れ、メニューを見ればサムギョプサルはもちろん、ヤンニョムチキン、トシラク、トッポギ、デザートにはホットクと、おいしく韓国気分が味わえます。
　オープンから10年になるテジは、韓国をこよなく愛する柵木さんが始めたお店です。サラリーマン時代、取引先の韓国の方と話したいと語学を習い始めると、その魅力に取りつかれ、脱サラして留学。帰国後開店までこぎつけました。「冬ソナが自分の好きの始まり。今は夫婦そろって歌手のソン・シギョンさん推しです」。実はファンの間ではテジパパと呼ばれる柵木さん。優しく韓国愛あふれた人柄で、何度でも通いたくなるアットホームなお店です。